今月のひとことについて

「今月のひとこと」は当院で糖尿病の患者様に毎月お渡ししているお便りの内容です。

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    今月のひとこと

    みなさん、こんにちは!

    今月はシックディ(病気の日)について説明させていただきます。

    血糖コントロールをしっかり続けている糖尿病患者さんでも、風邪を引いたり、食欲不振・嘔吐・下痢などで血糖コントロールが乱れることがあります。普段とは違う、体調が不良なときをシックデイ(病気の日)と言います。そんな時、血糖値は思いのほか高くなりやすく、そのため脱水やケトアシドーシスという危険な状態になってしまう事もあります。

    「病気になったときの対策=シックディルール」をよく知っておきましょう。

    病気になったときの対策(シックディルール)

    下痢や吐き気がなく食事が食べられれば、薬やインスリンは続行してください。

    特に1型糖尿病の方は、インスリンを中止する事は危険です。

    ☆こんな時は、迷わず病院に連絡し、早めに受診するようにしてください。
    • 全く食事が食べられない。
    • 下痢や嘔吐が続く。
    • 腹痛が強い。
    • 38度以上の熱が続く。
    • 高血糖が続く。(250mg/dl以上)
    • 薬やインスリンの量をどうしたらいいのか分からない。
    夜間、休日などかかりつけの医療機関と違う医療機関に受診する際に
    • 糖尿病であることを告げる
    • 使用している薬や注射はすべて伝える。(お薬手帳や薬情報、そのまま薬・注射を持参)
    • 糖尿病手帳や検査結果を持参する。
    1. 体を休めて体力を温存しましょう
      急性の病気に対する基本的な対応は、からだを温かくしてゆっくり休み、体力を消耗しないようにすることです。
      そうすることで、病気に対する抵抗力を維持でき、早めの回復が期待できます。
    2. こまめに水分摂取をしましょう
      熱があるときや下痢をしているときは、とくに水分を摂るようにしてください。高齢の方では、喉の渇きを感じにくくなっていることがあります。喉が渇いていなくても2~3時間おきにお茶やお湯を飲むようにしましょう。
      シックデイの水分補給でも、スポーツ飲料やジュース類の甘い飲み物は避けましょう。
    3. 消化のよい炭水化物をとりましょう
      食欲がないときは、無理にいつも通りの食事療法を守る必要はありませんが、消化の良い炭水化物(おかゆやおじや、うどん等)を中心に、なるべくエネルギーを確保してください。体調が改善したら食事内容を戻しましょう。

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